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元歯科助手による歯について専門的な知識を情報発信するブログです。

歯科助手になる5つのメリット【実生活や他の仕事でも役立つ】

 

 

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 どういう人か

歯科助手になっていいことってある?
歯科助手になるメリットを知りたい!

 

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事を読むことによって歯科助手になると得られる良い事がわかります。他の仕事にも役に立ち、実生活にも生かせることをご紹介します。

 

 

本記事の内容

       
  • 歯科助手になるメリット5つ紹介します
  •    
  • 歯科助手を経験して得られたこと【変わったこと】
  •    

 

 

この記事を書いている私は、歯科医療従事者で10年以上、歯科助手をしていました。かなり専門的な知識が身についているので、ある程度のことはなんでも答えることができると思います。

これからはこのブログで歯についての専門知識を皆さんに提供できたらと思います。少しでもお役に立てると嬉しいです。

 

 

この記事は私が実際に経験したことを紹介しています。参考になればうれしいです。

 

 

歯科助手になるメリット5つ紹介します

 

コミュニケーション能力が身につく

✔ 患者さん

 0歳の赤ちゃんから100歳のご年配の方、外国人の方まで多種多様な患者さんがいます。診療室でアシスタントをしているときや受付をする時に必ずお話をするので自然とコミュニケーション能力がついてどんな人とでも会話ができるようになります。

 

✔ 先生(上司)

 仕事中にかかわるのでわからなかったことを聞いたり、教えてもらわなければならない人でもあるので苦手意識を持たず、コミュニケーションをとると仕事もよりレベルアップすること間違いなしです。

 

✔ スタッフ

 良い意味でも悪い意味でもいろんな人がいます。効率よく円滑な仕事がをするためにはどんな人であってもコミュニケーションを取るのは必須です。

 

✔ 業者の方々

  注文したものを持ってきてくださる業者の方、銀歯や入れ歯を作ってくださる技工士の方(技工物の製作会社)など、出入りする業者の方が数社あります。コミュニケーションを取っておくことで、色んな情報を積極的に教えていただけたりします。

 

 

指導力がつく

  自分よりも後に入った人の指導をすることがあります。歯科医院によってやり方が違うので経験のある歯科衛生士にも教える場合があります。

 人に教えれば教えるほど、どうやって教えたらわかりやすいか、覚えやすいかわかってくるので力が付きます。早く教えるほど任せることができ、仕事が楽になります。

 

 

視野が広がる

✔ 効率的に仕事をすることができる

 仕事の量が多いので『どうやったら効率よくできるか』『何をしておくと次の仕事がスムーズか』といったことを常に考えるクセがつくようになります。

 

✔ 人間関係

 とくに女性の職場なので人間関係の摩擦は多いかもしれませんが、仕事をする上ではうまくやっていかなければなりません。人間関係が円滑になるためにはどうするか考えて実行すると上手くいったりします。どうにか良い関係にするために落としどころをみつけたり。他人を否定する、避けるだけでなく向き合うことによって自分の成長にも大きくつながるります。

 

✔ 問題解決能力がつく

 仕事が多岐にわたるのでその中で何か起こった時に『これはどうするのか』『次からどう対応するのか』ということに日々直面します。

それは人であったり、物事であったり。臨機応変な対応を迫られたり、解説策を考え日々乗り越えることによって客観的に物事をとらえることができたり、何が起きても落ち着いて臨機応変に対処することができます。

 

✔ 経営者目線での考えが身につく

 会社員だとなかなか経営まで考える機会はほとんどないかと思いますが、個人の歯科医院だた、売り上げが目に見えてわかります。

 精密機器の金額、修理代やスタッフの人数など考えると1日に必要な患者さんの人数や売り上げ、患者さんを呼び込むための戦略などをみんなで日々考えたり実行したりしています。

 

✔ 仕事に対する姿勢が変わる

  患者さんから直接『ありがとう』と感謝を伝えられたり、幅広い仕事をこなすことにより、一つ一つの仕事の奥行きを感じることができます。

 『〇〇しなければならない』から『〇〇だからこうしよう』という積極的な考え方が身についてきます。させられるよりも、自ら考えて動く方が効率的で楽です。目に見えてそれが実感すると仕事も楽しくなると思います。

 

 

全国的にどこでも働く場所がある

✔ コンビニよりも多い歯科医院の数

 働く場所が多く、求人数もたくさんあります。1度経験しておくと選べる歯科医院の数も増え、採用もされやすいです。

 

✔ 雇用形態を選べる【正社員・パート・アルバイト】

 正社員で働いて子供ができたらパートになったり、ブランクがあっても経験者はとくに歓迎されることろが多いです。

 

✔ 未経験可

 経験がなくても未経験歓迎のところが意外と多くあります。経験ない場合は未経験歓迎と書いてある求人を狙うと良いかと思います。

 

✔ 資格不要

 資格不要です。洗い物や片付けなど知識がなくても簡単な仕事から取り組めます。

歯科医院によっては洗い物を専属でする人を募集したりします。(滅菌業務のみなど)

 

 

歯科助手は未経験・資格なしでOK!はこちら↓

mikmikblog.hatenablog.com

 

 

歯科の専門知識が身につく

具体的には下記の専門知識が身につきます。

✔ 虫歯

✔ 歯周病

✔ セラミック治療

✔ 矯正治

✔ 審美

✔ ホワイトニング

✔ インプラント

✔ 小児歯科

 

 上記に専門知識が身につきます。毎日のように先生が患者さんに説明しているので自分も勉強になります。また、患者さんにカウンセリングするときにはある程度の知識をもっていないとできないので強制的に専門知識が身につくようになります。

 へぇ~と思うことがたくさんあり、日々学ぶことができます。

 

 こんな知識も身につきます!

✔ 虫歯になりにくくなる

✔ 歯周病になりにくくなる

✔ 歯磨きの仕方がわかる

 

など

 実生活にも役立つこと間違いなしです!

 

 

 

歯科助手を経験して得られたこと【 変わったこと 】

コミュニケーション能力が自然と身についた

 私は元々、人と話すのが苦手でした。歯科助手の仕事をしているときも最初はできるだけ『話したくない』、『最低限のことしか話さない』と言うことをしていました。

 ですが、毎日仕事をしているうちに専門知識が自然とついて患者さんの質問にも躊躇なく答えることができるようになって自信がついてくると自分から話しかけたり、クレームの患者さんの対応もできるようになりました。

 患者さんの疑問に答えるとすぐにリアクションが返ってくるのでとてもやりがいを感じ、もっと積極的に専門的なことを知りたいと思い楽しく勉強することができました。

 ※患者さんから「ありがとう」と直接言っていただく機会がとても多いです。

 

 

面接で採用が即決した【試用期間なしで】

 歯科助手の転職3回目に面接したときのことです。

一通り話し終えた後にいつからこれるかということを聞かれて、『採用していただけるんでしょうか?』と聞くと『はい、試用期間なしで』と言っていただけました。

 ちなみに、試用期間なしでの採用は後にも先にも私だけだったようです。

 

※試用期間中はお給料が低くなったり、有給が使えるのが試用期間終わった6ヶ月後となったりすることが多いです。

 

 

 

専門知識がついた

 専門知識はかなり詳しくなりました。衛生士よりもです。これは『どこで働くか』が大きく関係しています。

 私はインプラント専門や矯正専門の歯科医院で働いた経験があり、一般の歯科医院でしか働いたことのないベテランの歯科衛生士よりもはるかに専門知識があり教えていたほどです。(一般歯科の先生にも知識として教えていたことがあります。)

 周りの人から一目置かれ、頼りにされていると実感することが多々あり、勉強にもより一層励みになりました。

 

 

指導力

 新人教育に携わる機会が多く、どうやったら早く覚えることができるかをよく考えていました。

 相手の性格や能力を考慮したり、自分の新人だったころを思い出しながら試行錯誤するなかで、誰でもある一定基準までは覚えさせることができる自信を得ました。

 そのせいか、わからないことを聞かれることがスタッフの中では私が一番多かったと思います。

 なんでもすぐに聞けるということは早く覚えることができるポイントだと思っています。

 ※聞きずらかったり、人によってはすぐに聞かないで考えろという人もいると思いますが、私はすぐ聞いてもらうことで早く覚えられているという実感がありました。なんせ覚えることがとても多いので。

 

 

 

 

まとめ

・全国的にどこでも働ける場所が多い

・専門知識が身につく

・仕事の総合的な能力が身につく

 

いかがでしたでしょうか?

未経験からも始められますし、経験しておくと他でも働きやすく、人と接するのか好きな方はとくにおススメです。

自身の成長にもつながることがたくさんあります。